《タケノコと雨上がり》
みなさんこんにちは!宮城県大崎市在住の農家ブロガーいとうです。
5月の楽しみといったら、
そう、タケノコですよね。
タケノコはイネ科タケ亜科タケ類の若芽です。
地面に茎が張り巡らされ(地下茎)、2年目以降に伸びた芽の2割ほどがタケノコになるそうです。
今回は地域の方のお声がけがあり、大崎市松山の竹林にお邪魔しました。
言葉では言い表せないのが悔しいですが、自然のかおりがしました。
土と草の優しいかおり。
雨上がりで足場は悪かったのですが、いたるところにタケノコが顔を出していました。
カッパも新調し、準備万端!
いまのカッパは安くて機能性がいいですね!
雨を通さないだけではなく、内側の熱気を外に排出してくれるという感じ。
地表から顔を出すタケノコ。
それを鍬を使って掘り起こします。
まずはまわりの落ち葉などをよけて、狙いを定めます。
あまり上に鍬を入れすぎると、途中で切れてしまうので要注意。
タケノコの成長って、とても速いんだよ、
そんな言葉を聞いたことがあるかと思います。
地表に顔を出す頃は1日当たり数センチメートル程度だったものが、10日目頃には数十センチメートルから、時には1メートルを超える場合もあるそうで、
画像中央のタケノコもかなりのスピードで成長したんでしょうね。
そしてこちらが収穫したタケノコ!(とフキ)
皮を剥いで、米を一握り入れて40分~60分ほど煮ます。そして一晩おきました。
米の磨ぎ汁や米ぬかを使う方もいます。
ティーパックに入れて一緒に煮ると、タケノコの細部にぬかや米が入り込みにくくいいですよ。
米がないなぁ(そんな方いないと思いますが)そんな方は、大根でもあく抜きできるみたいです。
大根おろしの汁に一晩つけておくと良いと聞いたことがありますが、、、どうなんでしょうか?
そして、早速調理をしました。
タケノコの天ぷら
タケノコごはんとお味噌汁
鶏肉とタケノコの煮物
男料理なので、見た目が悪いのはお許しください、、
旬の新鮮なものを頂く、そんな暮らしを楽しんでおります。
最後までお読み頂きありがとうございました。
《虹色のとみぎと観賞用野菜》
みなさんこんにちは!宮城県大崎市在住の農家ブロガーいとうです。
『トウモロコシ』と聞くと、みなさんはどのようなイメージをお持ちですか?
・あまーい
・生食もいける?
・天ぷらや味噌ラーメン
などなど、いろいろと思い浮かびますよね。
そんなトウモロコシですが、
カラフルコーンだとか、レインボーコーンって耳にしたことはありますか?
グラスジェムコーンというのが正式なお名前でしょうか?
とても綺麗な見た目で、インテリアやドライフラワーリース、スワッグなどにも用いられます。
こちらがそのトウモロコシ。
昨年収穫したもので、乾燥保管していました。
画像の他にも、青、黄、白、紫など様々な表情を見せてくれます。
コーンをポロポロと外し、種まきの準備をします。
殻が硬いので、水に一晩つけ、芽出しを良くします。
こちらが1日水に浸けたコーン。
少し水を吸って膨らんでいる?ような気もします。
これをセルポットに蒔いたのが4月28日。
5月3日には芽を出してくれました。
5月11日には青々としてきました。
(芽出しが思いのほか悪かったので、追加で蒔きました)
例のごとくマルチをはり、穴をあけ、5月13日に定植をしました。
きちんと穂先まで身がつまるよう、近めに植えると良いと何かで見たので、株間は近めに。
こちらは観賞用としてもそうですが、乾燥させて煎るとポップコーンになるようです。
色とりどりの色彩はなくなるようですが、今シーズンは挑戦してみようと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
《根菜と発芽率》
みなさんこんにちは!宮城県大崎市在住の農家ブロガーいとうです。
暖かくなってきましたね。
農作業をしていると汗がとまりません。
体を動かして流す汗は気持ちもすっきりしますね!
さてさて、4月29日にかぶと大根の種を蒔きました。
カブは【味こがね】
大根は【春ゆたか】
にしました。
味こがねは皮が黄色で見映えもよさそうですね。
私は初めてつくる品種です。
大根の種はこんな感じ。つまんで蒔けるちょうどいいサイズ。
さて、事前に穴空きの黒マルチを張り準備します。
ピチッとはれるとなんか嬉しい気持ちになります!
黒マルチの前に堆肥と化成肥料を入れました。
こちらのマルチの株間(穴と穴の距離)は、15センチとなります。
成長するにつれて過密になってくるので、途中間引いて食べたいと思います。
カブと大根の種まきの様子。
指で軽くくぼみをつけ、2~3粒ずつ蒔いていきます。
覆土は5ミリくらいでしょうか?
厚く覆土する必要はありません。
蒔き終わったら、じゅうぶんに水やりをします。
5月2日にはもう発芽していました。(種まきから毎朝水かけをしました)
こちらは本日(5月3日)の画像。
双葉がかわいい。
種まきの際に、多く落としてしまった種もごっそり発芽
風にあおられ、飛んでしまった種もマルチ外(畝間)できちんと発芽してました。
着々と賑やかになる畑。
さてこれからは雑草との戦いでもありますね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
《本州最北端と漁師町》
みなさんこんにちは!宮城県大崎市在住の農家ブロガーいとうです。
この記事の写真は、2017年10月末に青森県に行ったときのものです。
マグロ漁師と聞くと、
『青森県ね~!』と連想する方が多いのではないでしょうか。
私もテレビでたまに特集しているのを見ますが、とても大変なお仕事ですよね。
そんな青森県大間町は、私が住む宮城県大崎市から高速を使って約430キロ、約5時間半~6時間の道のりです。
(向かう途中、何度心折れそうになったことか、、笑)
天気の良い日は、対岸の北海道を見ることが出来ます。
ああ、手が届きそうで届かない北の大地、、
古の住人は、どう感じていたのでしょうか。
現在はフェリーで行けるようなので、次回大間まで行ったら検討してみよう。
https://www.tsugarukaikyo.co.jp/timetable/timetable_route2/
写真を撮り溜めていなかったのがとても残念、、、。
人口は5千人にも満たないまちですが、飲み屋さんが多いまちでした。
ふらっと入ったスナックでお姉さんにお話を伺うと、
『マグロ漁の時期になると、飲み屋は漁師でごった返すのよ』
とのこと。
もちろんみんな漁師なわけではないですが、マグロを釣り上げることが生活と直結しているんですね。
ちなみに、ランチでマグロ丼をたべようとしましたが、あの頃の私(半ニート)には少々お高め。
なのでほっけ定食にしました。
ぜひリベンジしたいので、ここも大間リベンジを思う理由のひとつです。
農村出身の私にとって、漁村はどこか新鮮で、波の音に癒されました。
夜は本当に静かで、波音と星空が広がる本州最北端のたびでした。
最後までお読み頂きありがとうございました。
《じゃがいもとマルチ張り》
みなさんこんにちは!宮城県大崎市在住の農家ブロガーいとうです。
令和2年4月8日にじゃがいもを定植しました。
今年は2種類。
男爵5キロ(画像右)とメイクイーン2キロ(画像左)
男爵は、全国で最も栽培されている品種らしく、ほくほくした食感と煮崩れしにくさが特徴。粉ふきいも、コロッケ、マッシュポテト、ポテトサラダなどに最適。
メークインは、ねっとりで、表面の凹凸が少なく皮が剥きやすいのが特徴。シチュー、カレー、肉じゃがなど煮込み料理やプライドポテトなどに最適。
じゃがいも定植のために、購入していた種芋をカットします。
私は1カットあたり、芽を2つほどにします。
カットしたら、天日で干し、切り口を乾燥させたり、切り口に灰をつけたりする方がいますが(これが一般的でしょうか)
私はそのまま定植します。
理由は、そのまま植え付けして失敗したことが無いから笑
さてさて畑の準備。
今年は土寄せが不要の黒マルチ栽培をします。
黒マルチは、保温が良く雑草が生えにくいので重宝しますよね。
ヒモを張り、ヒモにそって畝をたてます。
あげた土を鍬でならして形を整えます。
マルチを張る際は、風の無いときにしてくださいね。
かぜに煽られて作業が大変になります。
じゃがいもの定植を調べてみると、1列植えと2列ちどり植えが出てきます。
収量等の変化を見るためにどちらもしてみました。
収穫まで90日程度かかるじゃがいも。
マルチの効果で地温があがり、早堀りできるのかなぁ。
楽しみ楽しみ。
植え付けからちょうど20日後の4月28日。
マルチの穴から発芽していました!
そしてこちらが植え付けから約1カ月後、5月10日の様子です。
まだ発芽していない箇所もありますが、土が盛り上がってきている所もあるので、もう少しで出るかと思います。
だんだんと出揃うと『ほっと』しますよね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
《妄想と種まき》
みなさんこんにちは!宮城県大崎市在住の農家ブロガーいとうです。
野菜の種まきに適した気温となってきましたね。
ホームセンターに行くと、野菜の種がズラリ。
頭の中で、畑の作付けや成長を妄想してしまいます。
さてさて、令和2年4月4日 またしてもロマネスコの種を蒔きました。
珍しい野菜は、田舎ではあまり売れない傾向(個人の感想)ですが、
販売のときにレシピなど書き添えるといいですね。
上の画像では、種まきの時期が5月~となっていますが、
適温近いので蒔いちゃいます。
さあ本日は、私流の種まき方法をご紹介。
(普通だよ!って思った方すいません。)
細かくわけて、①~⑦の手順で説明をしていきますね。
①セルポットに土を入れる
使用する土は、ホームセンター等で売っている野菜用培土を使用します!
手頃な金額で買えるので、ご安心を~。
②培土をならす
③指で鎮圧
②のままだと、フカフカしていていいように思いますが、土がしっかり入っていないので、発芽後、根が上手くはれません。(と、思ってます。)
鎮圧して、土が足りないようなら足してくださいね。
④水を充分に含ませる
これでもか!くらいたーっぷり水を与えてください。
⑤種を落とすためのくぼみをあける
指でかるーく跡をつけてあげてください。
先ほどのロマネスコの種。
こんなに小さいんですよ。
強風の際は、種が飛ばされないように気をつけてください!
以前、強風で種まきをして、大変なことになったのを思い出しました。
⑥種をまく
今回は、種が茶色なので、どこに蒔いたか画像では分かりにくいですね、、。
種によっては、着色されているものもあります。
⑦保温する
ロマネスコの他に、春の白菜やつるなしいんげんの種をまきました。
セルポットの上に新聞をひいて、ビニールをかけます。
マルチでぐるっと巻いてから、
更にビニールで保温します。(ビニール無かったのでプチプチを使用しました)
私は、ハウスが無いので、気温が上がり、芽が出るまではこのように育てます。
時期によりかけるビニールの量を調整してみてください。
また、新聞紙は、ポットからの水分蒸発を防ぐ役割になりますので、乾燥対策としてお考えくださいね。
いつも流れでおこなっていますが、書き起こすとなんかいいですね笑
お住まいの地域、品種、季節により変わってきます。あくまでも自己流ですので、ご参考までに。
自分で種を蒔き
発芽して
成長を見守って
収穫して
食べる
そんな動きに幸せを感じます。
勤めながら隙間時間に楽しくやってます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
《里芋とコンパニオンプランツ》
みなさんこんにちは!宮城県大崎市在住の農家ブロガーいとうです。
気温も上昇し、畑に出てる方が多くなるとなぜか焦りがでてきます。笑
さてさて、先日(令和2年4月3日)に里芋の芽だしをおこないました。
里芋って、一言で言うけれどたくさん品種があるんです。
こちらにいろいろ品種が掲載されていたのでリンク貼っておきますサトイモ(里芋)の主な種類一覧:旬の野菜百科
今回購入したのは、土垂(どだれ)というポピュラーな品種で、ホームセンターで購入しました。
合わせて生姜も購入。
里芋と生姜は植え合わせの相性バツグン。そんな関係性を《コンパニオンプランツ》といいます。
育てたいものの近くに植えることで良い影響をもたらすんですね~。
様々な例があるので、詳しく知りたい方は《コンパニオンプランツ例》などでググってみてください。
購入してすぐの里芋を畑に植え付けしてもいいんですが、事前に芽だしをさせてあげると、定植後の成長が安定しますよ。
種芋をポットに入れて、覆土(土をかぶせること)します。
たっぷりと水をやります。
私はハウスを持っていないため、地温をあげるためにマルチでくるみます。
その上から更にビニールで保温。
植え付けできる状態になるまで1カ月程度、大切に育てていきます。
芽だしが不安という方は、もう少ししたらホームセンターなどで、芽が出た状態の里芋も販売されるので、定期的にチェックしてみてください。
里芋は、カリウムを多く含み、塩分を排出する効果があるそうな。
塩分大好きな私や、しょっぱい文化で有名な東北人にぴったりな野菜でしょうか笑
と、上でスペシャリストのように語りましたが、
結果からすると里芋の芽だし失敗しました、、
こちらが4月26日(芽だし作業から約20日)
こちらが5月2日の画像。
里芋の半分が土の中で腐っていました。
考えられることとしては、温度が足りなかったことと、水のやりすぎでしょうか。。。
生き残った10株程度を大切に育てます、、
こちらは生姜の状況です。
先端に白くなっているのが芽ですね。
地温も高くなってきたので、里芋と生姜を畑に定植しました。(5月2日)
里芋のほとんどを腐らせてしまったショックで植え付けの撮影忘れました、、(わりとショック)
経過は後々UPしますね~!
最後までお読み頂きありがとうございました。